審査に通りやすい法人口座ランキング

法人口座の毎月の維持費は平均いくら?大手とネットバンクを比較

aboutha2023

法人口座の維持費がいくらかかるのか気になる経営者の方は多くいます。結論からいうと、ネット銀行なら口座維持費は無料、大手銀行は有料プランがあるのが実情です。この記事では、大手銀行とネット銀行の維持費を比較し、コストを抑えるポイントを解説します。


法人口座の維持費とは?

法人口座の維持費とは、法人口座を保有・利用するためにかかる費用の総称です。個人口座と違い、法人向けには有料のサービスがある場合があります。とはいえ、すべての銀行で維持費がかかるわけではありません。

維持費は銀行によって大きく違う

ネット銀行の多くは口座維持費・インターネットバンキング利用料がいずれも無料です。一方、大手銀行(メガバンク)は、法人向けインターネットバンキングに月額の利用料がかかるプランがあります。「法人口座は維持費が高い」とは一概に言えません。

維持費を構成する主な項目

  • 月額基本料金:口座を維持するための基本費用(無料の銀行も多い)
  • インターネットバンキング利用料:オンライン取引に必要な費用(ネット銀行は無料が多い)
  • 振込手数料:他行・同行への振込時にかかる費用
  • ATM利用手数料:現金の入出金時にかかる費用
  • 各種証明書の発行手数料:残高証明書などの発行費用

大手銀行(メガバンク)の維持費

大手銀行は信頼性が高く全国に支店がある一方、法人向けインターネットバンキングに月額利用料がかかることが多く、維持費は高めになりがちです。

銀行名 法人IB月額利用料(目安) 他行宛振込手数料
三菱UFJ銀行 有料プランあり(月額1,760円〜) 484〜660円
三井住友銀行 無料〜有料プランあり 165〜660円
みずほ銀行 有料プランあり(月額3,300円程度) 490〜660円
りそな銀行 有料プランあり(月額2,200円程度) 605〜660円

メガバンクの月額利用料・振込手数料はプランや契約内容によって異なります。上記は目安です。正確な料金は各行の公式サイトでご確認ください。

ポイント大手銀行の維持費を押し上げる主な要因は、法人向けインターネットバンキングの月額利用料です。信頼性を重視する場合の選択肢になりますが、コスト面ではネット銀行に劣ります。

ネット銀行の維持費

ネット銀行は店舗を持たない分コストが低く、口座維持費もインターネットバンキング利用料も無料なのが大きな特徴です。かかるのは主に振込手数料やATM手数料といった「使った分だけ」の費用です。

銀行名 口座維持費 IB利用料 他行宛振込手数料
🥇 GMOあおぞらネット銀行 無料 無料 130円
🥈 住信SBIネット銀行 無料 無料 145円・優遇で最安130円
PayPay銀行 無料 無料 145円
楽天銀行 無料 無料 145〜229円

上記は2026年6月時点の数値です。GMOあおぞらネット銀行は2026年5月10日に他行宛振込手数料を143円から130円へ値下げしました。最新情報は各行公式サイトでご確認ください。

ネット銀行は口座維持費・IB利用料が無料なため、固定費をかけずに法人口座を運用できます。大手銀行で月額の利用料を払う場合と比べると、年間で数万円以上の差になることもあります。


維持費を左右する要素

振込頻度による影響

振込手数料は、使った分だけかかる費用の中でも大きな割合を占めます。月間の振込回数が多いほど、ネット銀行と大手銀行の差は広がります。

月間振込回数 大手銀行(目安) ネット銀行(目安)
10回 約5,000〜6,600円 約1,300〜1,450円
20回 約10,000〜13,200円 約2,600〜2,900円
50回 約25,000〜33,000円 約6,500〜7,250円
補足上記は他行宛振込手数料のみの概算です(大手500〜660円/ネット130〜145円で試算)。実際には無料回数特典などで変わります。あくまで目安としてご覧ください。

利用するサービスの種類

総合振込・外国為替・API連携などの付加サービスを使う場合、別途費用がかかることがあります。必要なサービスを見極めて選ぶことが、維持費の最適化につながります。


維持費を抑える具体的な方法

IB利用料と振込手数料に注目する

コスト削減の2つの鍵

維持費を抑えるには、インターネットバンキング利用料振込手数料の2つに注目するのが最も効果的です。この2つが法人口座のランニングコストの大部分を占めるためです。ネット銀行ならIB利用料は無料、振込手数料も130円台に抑えられます。

複数口座を使い分ける

用途別に口座を使い分けるのも有効です。

  • 入金用:信頼性の高い大手銀行(取引先への印象を重視)
  • 振込・支払い用:手数料の安いネット銀行(コスト重視)

無料回数特典を活用する

多くのネット銀行には、新規開設時や設立直後の法人向けに振込無料回数の特典があります。たとえば設立1年未満の法人を対象に、一定期間の他行宛振込を無料にする銀行もあります。こうした特典を使い切ることで、立ち上げ期のコストを抑えられます。


会社規模別の選び方

規模別の考え方小規模企業(従業員10人未満)→ コスト重視でネット銀行/中規模企業(10〜100人)→ 用途別に複数口座を使い分け/大規模企業(100人以上)→ 信頼性・機能性を重視して大手銀行も検討。

まとめ

法人口座の維持費は、選ぶ銀行によって大きく変わります。

  • ネット銀行は口座維持費・IB利用料が無料。固定費をかけずに運用できる
  • 大手銀行は法人IBに月額利用料がかかるプランがあり、維持費は高めになりがち
  • ランニングコストの大部分はIB利用料と振込手数料
  • 用途別に複数口座を使い分けると、さらにコストを抑えられる

コスト削減だけでなく、業務効率や信頼性も含めて、自社に合った法人口座を選びましょう。

次は法人口座の手数料を詳しく比較する

維持費とあわせて、振込手数料やATM手数料も含めた総コストで比較すると、自社に最適な銀行が見えてきます。主要9行の手数料を横断比較した記事も参考にしてください。

あわせて読みたい

法人口座の手数料を9社横比較!お得なのはどこ?

振込手数料・ATM手数料・口座維持費を主要9行で比較。コストを抑えられる銀行の選び方を解説します。

本記事の維持費・手数料は2026年6月時点の各行公式サイトをもとに作成しています。料金はプランや契約内容によって異なり、変更される場合があります。最新情報は各行の公式サイトでご確認ください。

ABOUT ME
松本瑛二
松本瑛二
CMO
aboutha株式会社 CMO マーケティング統括を行いながら、自身の会社を2024年に立ち上げ。 "価値を正しく伝える"がモットー。 このサイトでは自身の会社立ち上げの際に法人口座の開設が大変だったことから、これから企業を立ち上げていこう、もしくは口座を新しく開設しようとお考えの方に向けてわかりやすく解説していきます。
記事URLをコピーしました