法人口座 TRUNKとWeb21の違いを解説【三井住友銀行】
「TRUNKとWeb21は何が違うのか」「自社はどちらを選べばいいのか」と迷っている方は多いはずです。
結論からいうと、TRUNKは法人口座を含むサービス名で、Web21は法人向けインターネットバンキングの名称です。
そのため、両者は完全な別商品ではありません。三井住友銀行では、TRUNKを申し込むと専用のインターネットバンキングを利用できます。
先に結論をお伝えすると、設立直後の法人やオンライン完結を重視する方はTRUNKが第一候補です。すでに三井住友銀行の法人口座を使っていて、必要な機能に応じてネットバンキングだけ選びたい場合は、Web21の各タイプを確認すると判断しやすくなります。
TRUNKとWeb21の違いは「口座サービス」と「ネットバンキング」
TRUNKは、三井住友銀行の法人口座と専用のインターネットバンキングがセットになったサービスです。
一方のWeb21は、法人向けインターネットバンキング全体の名称です。残高照会や振込、総合振込などをオンラインで使うための仕組みを指します。
つまり、比較対象というよりも、TRUNKの中にネットバンキング機能が含まれているイメージで考えると分かりやすいです。
| 項目 | TRUNK | Web21 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 法人口座を含むサービス | 法人向けインターネットバンキング |
| 主な対象 | 設立直後の法人、中小企業 | 既存の法人口座利用者を含む法人全般 |
| 申込イメージ | 口座開設とあわせて利用 | 必要なタイプを選んで利用 |
| 月額利用料 | 0円 | タイプにより異なる |
| 他行宛振込手数料 | 145円 | タイプにより異なる |
| 給与・賞与振込 | 利用可 | タイプにより異なる |
出典:三井住友銀行「法人口座Trunk」「法人インターネットバンキングWeb21」「Web21各プランの料金・機能比較」(2026年7月確認)
いちばん重要な違いは、TRUNKが「新しく口座を作る方向け」な点
検索している方が混乱しやすいのは、TRUNKとWeb21が似た文脈で案内されているからです。
ただ、用途で分けると整理しやすくなります。TRUNKは、法人口座を新しく作りたい法人向けです。申し込みはオンライン完結で、来店や郵送なしで進められます。
Web21は、三井住友銀行の法人口座を使ううえで、振込や照会を効率化するためのネットバンキングです。ライト、デビュー、エキスパートなどのタイプがあり、必要な機能に応じて選ぶ設計です。
「口座そのものを作りたい」のか、「口座はあるのでネットバンキング機能を選びたい」のかで、見るべきサービスは変わります。
TRUNKが向いている法人
次のような法人は、TRUNKを選びやすいです。
- 会社設立後、最初の法人口座をできるだけ早く作りたい
- 来店せずにオンラインで申し込みたい
- 月額固定費を抑えたい
- 同行宛無料・他行宛145円の分かりやすい振込手数料を重視したい
- 給与・賞与振込もまとめて使いたい
特に、設立直後は「まず口座を作ること」が最優先になりがちです。その段階では、口座開設とネットバンキングが一体になったTRUNKのほうが迷いにくいです。
Web21の各タイプが向いている法人
Web21は、必要な機能に応じてタイプを選ぶサービスです。
たとえば、ライトタイプは月額無料で使えます。残高照会や明細確認、1日300万円までの振込・振替を中心に使いたい法人に向いています。
デビュータイプは、300万円を超える振込や総合振込を使いたい法人向けです。
エキスパートタイプは、給与・賞与振込や口座振替など、さらに機能を広げたい法人向けです。月額利用料はプランや契約内容によって異なるため、最新の料金は公式サイトで確認してください。
そのため、既存口座があり、業務量に応じて機能を細かく選びたい場合は、Web21の比較が重要になります。
| タイプ | 向いているケース | 押さえたい特徴 |
|---|---|---|
| TRUNK | 新規で法人口座を作りたい | 月額0円、他行宛145円、給与振込可 |
| Web21ライト | 無料で基本機能を使いたい | 月額0円、1日300万円まで |
| Web21デビュー | 総合振込を使いたい | 月額2,200円程度、300万円超の振込に対応 |
| Web21エキスパート | 給与振込など機能を広げたい | 月額はプランにより異なる、機能が多い |
料金や機能は変更される場合があるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。
TRUNKを検討する前に知っておきたい注意点
TRUNKは便利ですが、すべての法人に万能というわけではありません。
三井住友銀行の案内では、TRUNKのデジタル支店では融資を提供していないとされています。また、TRUNKでは当日付の振込ができないと案内されている場合があります。
一方で、Web21全体では当日振込に触れている案内もあるため、現在どの口座を持っているか、どのタイプを使うかで使い勝手が変わる点には注意が必要です。
「急ぎの当日振込が多い」「融資も同じ銀行で相談したい」という法人は、TRUNKだけで判断せず、通常の法人口座や既存のWeb21タイプも含めて確認したほうが安心です。
既存のWeb21利用者がTRUNKへ切り替えるときの見どころ
すでに三井住友銀行の法人口座を使っている方は、切替案内の内容も確認しておきたいところです。
公式案内では、Web21ライトまたはデビューを契約中の一部の法人は、対象条件を満たすとTRUNKへ切り替えられるとされています。
切り替えると、月額利用料0円、他行宛145円、給与・賞与振込が利用可能になる点は魅力です。
ただし、切り替え後は融資取引ができなくなる場合があります。さらに、長期間使っていない場合の未利用口座管理手数料にも注意が必要です。
迷ったら「口座開設が先か、機能追加が先か」で決める
判断に迷ったら、次のように考えると整理しやすいです。
- 法人口座をこれから作るならTRUNKを優先
- すでに口座があり、機能を増やしたいならWeb21を比較
- 給与振込まで使いたいなら、対応タイプを先に確認
- 融資の相談も視野に入れるなら、TRUNK以外の選択肢も検討
この順番で考えると、「名前が似ていて分かりにくい」という悩みがかなり解消されます。
まとめ
TRUNKとWeb21の違いを一言でいうと、TRUNKは法人口座を含むサービスで、Web21は法人向けインターネットバンキングです。
新規開設を前提にするならTRUNKが分かりやすく、既存口座の運用や機能追加を考えるなら、Web21の各タイプ比較が重要です。
特に、月額料金、振込上限、給与振込の可否、融資対応の有無は、事前に確認しておきたいポイントです。
出典:三井住友銀行「法人口座Trunk」「法人インターネットバンキングWeb21」「Trunk切替案内」(2026年7月確認)
次は手数料や審査の観点でも比較しておくと安心
TRUNKとWeb21の違いが整理できたら、次は「手数料が安い法人口座」と「審査に通りやすい法人口座」も見ておくと、口座選びで失敗しにくくなります。自社に合う口座を絞り込みたい方は、次の2記事もあわせて確認してみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的として作成しています。掲載内容は2026年7月時点のものであり、料金・機能・サービス内容や切替条件は変更される場合があります。最新の情報は三井住友銀行の公式サイトでご確認ください。

