即日で開設できる法人口座のおすすめ3選と選び方解説
会社を設立したら、法人口座はできるだけ早く用意したいものです。従来は開設まで数週間かかることも多かった法人口座ですが、現在は一部の銀行で最短即日の開設が可能になっています。本記事では、即日開設に対応したおすすめの銀行3選と選び方を、手数料や必要書類とあわせてわかりやすく解説します。
法人口座の即日開設とは
法人口座の即日開設とは、申し込み当日に口座開設の手続きが完了し、実際に口座を利用できるようになることを指します。従来の銀行では、書類審査や面談などで数週間から1か月程度かかることが一般的でしたが、デジタル化の進展により、一部の銀行では最短即日での開設が可能になっています。
- 会社設立後すぐに銀行取引を始められる
- 取引先への支払いや売上の入金に対応できる
- 資金繰りの計画が立てやすい
- 事業開始までの時間を短縮できる
即日開設が可能な法人口座おすすめ3選
1. GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、最短即日開設に対応している代表的な銀行です。条件を満たした場合、申し込み当日に口座開設が完了し、すぐに利用を開始できます。
主な特徴
- 最短即日開設(条件を満たした場合)
- 印鑑レス・ペーパーレス・郵送レスで手続きが完結する
- 固定電話が不要
- 他行宛振込手数料が130円(税込)と業界最安水準
- 設立1年未満は他行宛振込が月20回まで無料
手数料
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座維持費 | 無料 |
| 同行宛振込 | 無料 |
| 他行宛振込 | 130円(税込) |
| インターネットバンキング | 無料 |
即日開設の主な条件
- スマートフォンを持っている
- 取引責任者と代表者が同一人物
- 指定の本人確認書類(運転免許証など)を持っている
2. 住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、最短翌営業日での開設が可能なネット銀行として人気があります。必要書類が少なく、オンラインで手続きが完結しやすいのが特徴です。
主な特徴
- 最短翌営業日開設
- 必要書類が少なく、Webで完結しやすい
- 24時間365日オンラインで申し込める
- 用途に応じた口座管理がしやすい
- 振込優遇プログラムがある
手数料
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座維持費 | 無料 |
| 同行宛振込 | 無料 |
| 他行宛振込 | 130〜145円(税込・優遇条件による) |
| インターネットバンキング | 無料 |
3. 三井住友銀行「Trunk(トランク)」
三井住友銀行のTrunkは、2025年5月に始まった中小企業向けの法人口座サービスです。メガバンクの信頼性とネット完結の利便性を兼ね備えています。
主な特徴
- 最短翌営業日開設
- スマートフォンから短時間で申し込める
- 登記事項証明書(登記簿謄本)の提出が不要
- ウェブ面談に対応
- メガバンクの信頼性とネット完結の利便性
手数料
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座維持費 | 無料 |
| 同行宛振込 | 無料 |
| 他行宛振込 | 145円(税込) |
| インターネットバンキング | 無料 |
銀行別の比較表
| 銀行名 | 開設期間の目安 | 他行宛振込手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GMOあおぞらネット銀行 | 最短即日 | 130円 | 最短即日開設に対応 |
| 住信SBIネット銀行 | 最短翌営業日 | 130〜145円 | 書類が少なくWeb完結 |
| 三井住友銀行Trunk | 最短翌営業日 | 145円 | メガバンクの信頼性 |
法人口座開設に必要な書類
法人口座開設には、いくつかの書類が必要になります。事前に書類を準備しておくことで、スムーズに開設を進められます。
共通して必要な書類
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本):発行から6か月以内
- 法人の印鑑証明書:発行から6か月以内
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 事業の実態を証明する書類(許認可証、事業計画書など)
銀行別の書類・条件
| 銀行名 | 書類・条件の特徴 |
|---|---|
| GMOあおぞらネット銀行 | 印鑑不要、固定電話不要 |
| 住信SBIネット銀行 | 必要書類が少なく、オンライン申込で完結しやすい |
| 三井住友銀行Trunk | 登記事項証明書の提出不要、ウェブ面談あり |
- すべての書類は最新のものを用意する
- 書類に不備がないか事前にチェックする
- 複数の銀行に申し込む場合は必要部数を確認する
- 電子証明書が利用できる場合は活用する
審査を通過するためのポイント
法人口座開設には審査があり、すべての申し込みが承認されるわけではありません。審査に通る可能性を高めるためのポイントを押さえておきましょう。
審査で重視される項目
- 事業の実態と将来性
- 代表者の信用情報
- 事業所の実在性
- 資本金の金額
- 事業計画の妥当性
審査に落ちる主な理由
- 提出書類の不備や不足
- 事業内容が不明確
- 資本金が極端に少ない
- 事業所の実在性に疑問がある
- 代表者の信用情報に問題がある
- 事業計画書を具体的に作成する
- 取引先との契約書などを準備する
- 事業所の写真を用意しておく
- 会社のウェブサイトを作成する
- 名刺や会社案内を準備する
法人口座開設の流れ
法人口座開設の一般的な流れを説明します。銀行によって多少の違いはありますが、基本的な流れは同じです。
- 事前準備:必要書類を準備し、事業計画を明確にする
- オンライン申込:各銀行のウェブサイトから申し込む
- 書類提出:必要書類をアップロードまたは郵送で提出する
- 審査:銀行による書類審査と信用調査が行われる
- 面談(必要な場合):ウェブ面談または電話での確認が行われる
- 審査結果通知:結果がメールまたは郵送で通知される
- 口座開設完了:キャッシュカードなどが発行され、利用を開始できる
即日開設を成功させるための注意点
法人口座の即日開設を成功させるためには、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえることで、開設できる可能性を高められます。
事前準備の重要性
- すべての必要書類を事前に準備する
- 書類の有効期限を確認する
- 申し込み内容に間違いがないか複数回チェックする
- 事業内容を明確に説明できるよう準備する
申し込みのタイミング
- 平日の午前中に申し込む
- 月末や年度末などの繁忙期は避ける
- 連休前の申し込みは避ける
- 決算期などの忙しい時期は避ける
複数行への申し込み
審査に落ちるリスクを考え、複数の銀行に申し込んでおくのも有効です。ただし、申し込み状況を正確に管理し、手続きの重複を避けるよう注意しましょう。
まとめ
法人口座の即日開設は、事業をスムーズに始めるための重要な要素です。GMOあおぞらネット銀行が最短即日で開設しやすく、住信SBIネット銀行と三井住友銀行Trunkが翌営業日開設として続きます。
- とにかく早く開設したい場合:GMOあおぞらネット銀行
- 手続きの手軽さを重視する場合:住信SBIネット銀行
- メガバンクの信頼性を重視する場合:三井住友銀行Trunk
どの銀行を選ぶにしても、事前の準備と正確な書類提出が成功の鍵になります。この記事を参考に、自社に合った法人口座を選び、スムーズな開設につなげてください。
次は審査に通りやすい法人口座を確認する
即日開設の候補が見えてきたら、あわせて「審査に通りやすいか」も確認しておくと安心です。設立直後でも申し込みやすい法人口座と、審査で確認されるポイント・対策を次の記事でまとめています。
関連記事審査に通りやすい法人口座|確認されるポイントと対策設立直後でも申し込みやすい法人口座と、審査で確認されるポイント・通過率を上げる対策をまとめています。
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