二つ目の法人口座を選ぶ際の選び方とおすすめ5選を紹介
法人口座を1つ持ったあとに、「売上入金用と支払い用を分けたい」「システム障害に備えて別の銀行も持っておきたい」と感じる経営者は多くいます。二つ目の法人口座があると、資金管理がしやすくなり、振込手数料の最適化やリスク分散にもつながります。
結論からお伝えすると、二つ目の法人口座は振込手数料の安さ・複数口座の管理しやすさ・開設スピードで選ぶと失敗しにくくなります。とくに設立直後の法人やこれから振込件数が増えそうな会社は、ネット銀行を中心に比較するのがおすすめです。
法人口座の二つ目おすすめ5選を先に比較すると?
まず結論として、二つ目の法人口座におすすめの5行を一覧で比較します。いずれも口座維持費が無料で、ネット完結で申し込める銀行です。
| 銀行 | 向いている会社 | 他行宛振込手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 🥇 GMOあおぞらネット銀行 | 設立初年度・支払い口座を分けたい会社 | 130円 | 追加口座に対応。設立1年未満は月20回無料特典あり |
| 🥈 住信SBIネット銀行 | 振込件数が多い会社 | 通常145円・優遇で最安130円 | 開設月と翌月は月10回無料。最短翌日で使いやすい |
| PayPay銀行 | スマホ中心で管理したい会社 | 145円 | 開設翌々月末まで月5回無料。複数口座管理機能あり |
| 三井住友銀行Trunk | メガバンクの安心感も重視したい会社 | 145円 | 三井住友宛0円。最短翌営業日で開設可能 |
| 楽天銀行 | 楽天銀行宛の振込が多い会社 | 145〜229円 | 楽天銀行宛は52円〜。月額管理費無料 |
上記の数値は2026年6月時点のものです。手数料・無料回数は改定される場合があります。申込前に各行の公式サイトで最新条件をご確認ください。
迷ったら、二つ目口座としての使いやすさが頭一つ抜けているのはGMOあおぞらネット銀行です。振込手数料が安いだけでなく、複数口座の追加開設に対応しているため、用途別に口座を分けたい会社と相性が良いからです。
法人口座の二つ目はなぜ必要なのか?
二つ目の法人口座を持つメリットは、単に「口座が増える」ことではありません。経営管理のしやすさが上がり、資金繰りの見通しも立てやすくなります。
- 売上入金用と経費支払い用を分けて、お金の流れを見える化しやすい
- 振込手数料が安い銀行を支払い専用にして、コストを抑えやすい
- 1行だけに依存せず、システム障害やトラブル時の備えになる
- 複数の金融機関と取引実績を作り、将来の資金調達の選択肢を広げやすい
一方で、口座が増えるとID・パスワード管理や会計処理が煩雑になりやすい点には注意が必要です。二つ目の法人口座は「何のために分けるのか」を先に決めてから選ぶことが重要です。
法人口座の二つ目の選び方は?
1. 振込手数料で選ぶ
二つ目の法人口座を作る理由として多いのが、支払いコストの見直しです。毎月の振込件数が多い会社では、1件あたりの差が年間コストに大きく響きます。外注費や仕入れの支払いが多いなら、他行宛振込手数料は最優先で確認したい項目です。
2. 無料回数や優遇特典で選ぶ
設立直後は振込件数がまだ少なくても、各行の無料回数があるだけで固定費を抑えやすくなります。「通常手数料」だけでなく「開設直後の無料枠」まで見て比較すると失敗しにくくなります。
3. 開設スピードで選ぶ
急ぎで取引先へ口座を案内したいときは、開設スピードも重要です。ネット銀行は来店不要で進めやすく、設立初期の会社でも申し込みしやすい傾向があります。
4. 複数口座の管理しやすさで選ぶ
二つ目の法人口座では、「開設できるか」だけでなく「管理し続けやすいか」も大切です。用途別に口座を分けたいなら、追加口座や複数口座管理の仕組みがある銀行が向いています。
5. 取引先との相性で選ぶ
取引先や従業員に利用者が多い銀行を選ぶと、同行宛無料の恩恵を受けやすくなります。たとえば三井住友銀行の利用者が多い業界なら、Trunkを二つ目にする意味があります。
法人口座の二つ目おすすめ5選
1位:GMOあおぞらネット銀行

二つ目の法人口座として、まず有力なのがGMOあおぞらネット銀行です。口座維持手数料は0円で、他行宛振込手数料は1件130円と業界最安水準です。設立1年未満の法人には月20回までの振込無料特典もあります。
二つ目口座向きと言える最大の理由は、代表口座とは別に追加口座を開設できる点です。同一法人内で売上用・経費用・積立用のように用途別に口座を分けたい会社と、かなり相性の良い設計になっています。
他行宛130円の安さと追加口座対応の組み合わせは、「メイン口座はそのまま、支払い用に二つ目を作る」という使い方に最適です。
公式サイトをチェックする口座維持費0円・他行宛130円・追加口座に対応
2位:住信SBIネット銀行

振込件数が多い会社なら、住信SBIネット銀行も有力です。他行宛振込手数料は通常145円ですが、振込件数に応じた優遇プログラムで最安130円になります。口座開設月と翌月は月10回まで無料です。
オンライン完結で申し込みしやすく、最短翌日から利用可能なのも魅力です。「まずは無料枠を使いつつ、振込件数の増加に合わせてコストを最適化したい」という会社に向いています。
公式サイトをチェックする通常145円・優遇で最安130円・月10回無料あり
3位:PayPay銀行

スマホ中心で法人口座を管理したいなら、PayPay銀行も候補に入ります。他行宛振込手数料は145円、PayPay銀行宛は0円です。口座開設月の翌々月末までは、他行宛振込が毎月5回無料になります。
複数口座をまとめて管理しやすい機能が用意されているため、サブ口座として導入しやすいのも特徴です。追加口座やシステム連携を意識する会社なら、使い勝手の面で検討価値があります。
公式サイトをチェックする他行宛145円・月5回無料・スマホ管理向き
4位:三井住友銀行Trunk

ネット銀行の安さだけでなくメガバンクの安心感もほしい会社には、Trunkが向いています。他行宛振込手数料は145円、三井住友銀行宛は0円です。スマホで申し込みでき、最短翌営業日に開設できます。
取引先や従業員に三井住友銀行ユーザーが多いなら、同行宛無料の恩恵を受けやすくなります。「メインは別の銀行だが、対外的な信用感も踏まえて二つ目を持ちたい」という会社に合います。
公式サイトをチェックする他行宛145円・三井住友銀行宛0円・最短翌営業日
5位:楽天銀行

楽天銀行は、楽天銀行宛の振込が多い会社に向いています。楽天銀行宛は52円〜、他行宛は145〜229円です。他行宛だけを見ると上位3行より割高ですが、月額管理費は無料です。
振込件数がそこまで多くなく、楽天経済圏との相性を重視する会社には選択肢になります。「二つ目として広くおすすめ」というより、利用シーンがはっきりしているなら検討しやすい1行です。
法人口座の二つ目で迷ったらどれを選ぶべきか?
結論として、多くの会社にとって最初の候補になりやすいのはGMOあおぞらネット銀行です。他行宛130円という手数料の安さに加えて、追加口座に対応しているためです。
「売上入金用は今の銀行のまま、支払い用だけ二つ目を作る」「資金移動を用途別に分けたい」という使い方と相性が良くなっています。一方で、毎月の振込件数がかなり多いなら住信SBIネット銀行、メガバンクの安心感を重視するならTrunkも有力です。
二つ目の法人口座は、知名度だけで決めるより「何に使う口座なのか」を先に決めてから選ぶのが失敗しないコツです。
法人口座の二つ目に関するよくある質問
同じ法人で法人口座を2つ以上持てますか?
持てます。同一銀行で複数口座に対応している銀行もあれば、別の銀行で二つ目を開設することも可能です。たとえばGMOあおぞらネット銀行では、代表口座とは別に追加口座を開設できます。
二つ目の法人口座を作ると審査で不利になりますか?
二つ目だからという理由だけで不利になるとは言い切れません。ただし、事業実態や用途の説明があいまいだと確認に時間がかかる可能性があります。売上管理用・支払い用・積立用など、使い分けの目的を整理して申し込むと安心です。
設立直後でも二つ目の法人口座は作れますか?
作れる可能性があります。とくにネット銀行は設立初期の法人にも申し込みやすい傾向があります。必要書類や審査基準は銀行ごとに異なるため、申込前に公式サイトで確認してください。
まとめ
法人口座の二つ目は、資金管理の見える化・振込コストの削減・リスク分散に役立ちます。おすすめは、追加口座に対応し振込手数料も安いGMOあおぞらネット銀行です。
- 支払い用なら → 振込手数料の安さ(GMOあおぞらネット銀行)
- 振込件数が多いなら → 優遇プログラム(住信SBIネット銀行)
- 管理しやすさなら → 複数口座機能(PayPay銀行)
- 信用感を重視するなら → メガバンク(三井住友銀行Trunk)
最適な銀行は「何のための二つ目か」で変わります。目的から逆算して選んでみてください。
次は審査に通りやすい法人口座を確認する
二つ目の口座でも、まず気になるのは「審査に通るか」という点です。設立直後でも開設しやすい銀行の特徴と申請前の準備ポイントを、以下の記事でまとめています。
作りやすい法人口座おすすめ5選|審査に通りやすい銀行の選び方
設立直後でも開設しやすい法人口座を解説。審査が通りやすい銀行の特徴と、申請前に準備しておくべきポイントを確認できます。
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