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ビットバンクに法人口座を開くメリットと開設方法

aboutha2023

法人口座での暗号資産取引を検討している方に向けて、ビットバンクの法人口座開設について詳しく解説します。税務メリットから具体的な開設手順まで、専門家が分かりやすくご案内いたします。

ビットバンクの法人口座とは

ビットバンクの法人口座は、法人格を持つ企業や団体が暗号資産取引を行うための専用口座です。個人口座とは異なり、法人税制の適用VIPプログラムの利用など、ビジネス向けの特別な機能が用意されています。

ポイント

ビットバンクは関東財務局登録の暗号資産交換業者として、法人口座開設にも対応しており、高度なセキュリティ体制と充実した取引機能を提供しています。

法人口座開設の主なメリット

税務上のメリット

法人口座で暗号資産取引を行う最大のメリットは、税務処理の優遇です。個人の場合は総合課税で最大55%の税率となりますが、法人の場合は約23%の税率で済みます。

項目 個人口座 法人口座
最大税率 55%(所得税+住民税) 約23%(法人税)
損益通算 雑所得(制限あり) 事業所得(他の事業と通算可能)
繰越控除 不可 最大10年間
経費計上 制限あり 幅広い経費が認められる

VIPプログラムによる優遇

ビットバンクでは、一定取引量以上の顧客に対して「ビットバンクVIPプログラム」を提供しています。法人口座では以下のような特典が受けられます:

  • 取引手数料の優遇(月間取引量に応じて段階的に割引)
  • 専用窓口の開設による優先サポート
  • 手数料キャッシュバック(月末締め、翌月振り込み)
  • カスタマイズされた取引ツールの提供

経費計上の幅広さ

法人口座では、暗号資産取引に関連する様々な費用を経費として計上できます。これにより、実質的な税負担をさらに軽減できます。

  • 取引手数料
  • セミナー・研修費用
  • 専用パソコンやソフトウェア代
  • 通信費(取引に使用する部分)
  • 書籍・情報収集費用

法人口座開設に必要な書類

ビットバンクの法人口座開設には、以下の書類が必要です。すべて6ヶ月以内に発行されたものを用意してください。

書類名 発行期限 備考
履歴事項全部証明書 6ヶ月以内 法務局で取得
法人の印鑑証明書 6ヶ月以内 法務局で取得
委任状 代表者と担当者が異なる場合のみ
取引担当者の本人確認書類 有効期限内 運転免許証、マイナンバーカード等
注意点

書類の不備があると開設に時間がかかる場合があります。事前に必要書類を確認し、期限内のものを準備しましょう。

法人口座開設の手順

ビットバンクの法人口座開設は、以下の手順で進めます。オンラインで完結するため、来店の必要はありません。

  1. アカウント登録
    ビットバンク公式サイトから新規登録を行います。メールアドレスと基本的な法人情報を入力してください。
  2. 法人情報の入力
    以下の情報を正確に入力します:

    • 法人名(正式名称)
    • 代表者氏名
    • 所在地
    • 事業内容
    • 実質的支配者の情報
  3. 必要書類のアップロード
    準備した書類をスキャン又は撮影して、システムにアップロードします。
  4. 審査
    ビットバンクによる審査が行われます。通常1〜2週間程度で完了します。
  5. 口座開設完了
    審査完了後、取引開始の案内が届きます。初回ログインを行い、取引を開始できます。

手数料とサービス内容

基本手数料

ビットバンクの法人口座では、以下の手数料体系が適用されます:

手数料項目 料金
口座開設費用 無料
口座維持費用 無料
取引手数料(Maker) -0.02%(受取)
取引手数料(Taker) 0.12%
入金手数料 無料(振込手数料は顧客負担)

取扱銘柄

ビットバンクでは、43種類の暗号資産を取り扱っており、主要な銘柄から新興銘柄まで幅広く対応しています。

法人化を検討すべき利益水準

暗号資産取引で法人化を検討すべき利益水準は、年間800〜900万円が目安とされています。この水準を超えると、法人税率の方が個人の所得税率より有利になる可能性が高くなります。

法人化の判断基準

利益水準だけでなく、継続的な取引の見込み、他事業との損益通算の可能性、経費計上したい項目の有無なども考慮して判断することが重要です。

法人口座開設時の注意点

審査について

法人口座の開設には審査があり、以下の点が確認されます:

  • 法人の実在性と適法性
  • 事業内容の確認
  • 実質的支配者の確認
  • マネーロンダリング対策(AML)の観点からの審査

継続的な義務

法人口座開設後も、以下の義務があります:

  • 年1回以上の法人情報更新
  • 取引記録の保存(5年間)
  • 税務申告における適切な処理
  • 大口取引の際の追加確認への対応

まとめ

ビットバンクの法人口座は、暗号資産取引を本格的に行う法人にとって多くのメリットがあります。税務上の優遇、VIPプログラムによる特典、経費計上の幅広さなど、個人口座では得られない利点が豊富に用意されています。

開設手続きは必要書類を揃えればオンラインで完結し、口座開設・維持費用も無料です。年間利益が800〜900万円を超える場合は、法人化とともにビットバンクの法人口座開設を検討することをお勧めします。

次のステップ

法人口座開設をご検討の場合は、まず税理士等の専門家にご相談の上、必要書類を準備してビットバンクの公式サイトから申し込みを行ってください。

本記事の情報は2025年7月時点のものです。最新の情報や詳細については、ビットバンク公式サイトでご確認ください。

出典:ビットバンク公式サイト、各種金融庁資料

ABOUT ME
松本瑛二
松本瑛二
CMO
aboutha株式会社 CMO マーケティング統括を行いながら、自身の会社を2024年に立ち上げ。 "価値を正しく伝える"がモットー。 このサイトでは自身の会社立ち上げの際に法人口座の開設が大変だったことから、これから企業を立ち上げていこう、もしくは口座を新しく開設しようとお考えの方に向けてわかりやすく解説していきます。
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